るりにがな
2002年9月25日仕事帰りの新宿。
大江戸線にむかう地下道のあいだ。
ダンボールでできたおうちが立ち並ぶ。
あの生活は一回やったら止められないそうだ。
彼らを直視する事はできない。
言い訳しかきっと聞えてこないだろう。
冷たい言い方だけど、彼らに手を差し伸べてあげられる
ほどの余裕なんてものは僕にはないからだ。
なんだか分からないけど、胸がざわついた。
胸の奥でしくしくと泣く自分がいたような気になった。
仕事に埋没しかかっているときのイメージとして、
そんな自分がいる。
弱く脆く非力なおのれがいた。
そしてなんだか嫌な予感もした。
漠然とした不安なんだろうか。
それともなにかしらの締め切りを過ぎての足掻きか。
分からない。
なんか知らないけど参っちゃった。
果てしなき相互無理解の恐怖心との格闘の日々だ。
ひとはお互いに誤解しかできないんだろか。
それとも理解なんてあんのかいな。
ここんとこ自分の言葉とは思えないようなとげとげしい
内容のものがしばし見られる。
苛立ちもある。
葛藤もあるし。
不意に見上げた空がばかみたいに広かったら、
一息くらいついてもかまわないんだろうか。
今日公園でひとり滑り台の上でご飯を食べた。
滑り台といっても複合遊戯設備みたいになっていて
広かったし足も投げ出してぷらぷらできた。
ハトも座ってたし。
公園に座る人々の顔がよく見えた。
しょぼかった。
はつらつとしたひとなんかいないんだなあ。
向こうでぶらんこを揺らすお母さんはなんだか、
修行でもしているような真剣な面差しだった。
子供の笑い声だけは昔と同じだったような気がした。
冬にしてはとても暖かい天気みたいだった。
飯食って煙草すって、すべりだいでごろんと天を仰いだ。
少し目を閉じてみた。
なんだかとても疲れちゃっている。
明日も戦場だからうっかりしてどたま撃ち抜かれる
ことのないようにしたい。
大江戸線にむかう地下道のあいだ。
ダンボールでできたおうちが立ち並ぶ。
あの生活は一回やったら止められないそうだ。
彼らを直視する事はできない。
言い訳しかきっと聞えてこないだろう。
冷たい言い方だけど、彼らに手を差し伸べてあげられる
ほどの余裕なんてものは僕にはないからだ。
なんだか分からないけど、胸がざわついた。
胸の奥でしくしくと泣く自分がいたような気になった。
仕事に埋没しかかっているときのイメージとして、
そんな自分がいる。
弱く脆く非力なおのれがいた。
そしてなんだか嫌な予感もした。
漠然とした不安なんだろうか。
それともなにかしらの締め切りを過ぎての足掻きか。
分からない。
なんか知らないけど参っちゃった。
果てしなき相互無理解の恐怖心との格闘の日々だ。
ひとはお互いに誤解しかできないんだろか。
それとも理解なんてあんのかいな。
ここんとこ自分の言葉とは思えないようなとげとげしい
内容のものがしばし見られる。
苛立ちもある。
葛藤もあるし。
不意に見上げた空がばかみたいに広かったら、
一息くらいついてもかまわないんだろうか。
今日公園でひとり滑り台の上でご飯を食べた。
滑り台といっても複合遊戯設備みたいになっていて
広かったし足も投げ出してぷらぷらできた。
ハトも座ってたし。
公園に座る人々の顔がよく見えた。
しょぼかった。
はつらつとしたひとなんかいないんだなあ。
向こうでぶらんこを揺らすお母さんはなんだか、
修行でもしているような真剣な面差しだった。
子供の笑い声だけは昔と同じだったような気がした。
冬にしてはとても暖かい天気みたいだった。
飯食って煙草すって、すべりだいでごろんと天を仰いだ。
少し目を閉じてみた。
なんだかとても疲れちゃっている。
明日も戦場だからうっかりしてどたま撃ち抜かれる
ことのないようにしたい。
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