真正面から来た少し角度の違う世界
2009年7月6日 読書
ぐいぐいと読まされてしまった。
ハードボイルドワンダーランドと
ダンスダンスダンスと
少年カフカを足して3で割るとこの作品に
なるんすかね。
少年カフカは割合としてはきわめて低い。
違う点は主人公のスペックがかなりフィジカルに
のみバージョンアップしている点くらいかもしれない。
それがどういう意味をもたらしているのかは、
2009年という現在が反映されているものなのかもしれない。
世界はタフで親切さがないといいきられている箇所から推測して、
至った結論なんだけど。
相変わらずの村上節爆裂の文章ではあったような気がする。
よくわかるけどヘンなたとえとか。
後手に回って劣勢を強いられる主人公だったり。
女性が強すぎたり。
現実が実は薄皮一枚でかろうじて均衡を保っているきわめて脆弱なもので
あることに思いを強くした。
村上龍の「5分後の世界」ほどラディカルでサディスティックな世界には
なってはいなかったけど、実としての内容はそれをしのぐものであったと
わたしには思えた。
20世紀少年にもみられたが、ここにも教祖的なキャラが登場する。
馳星周の新刊にもグルなんてのがいた。
新興宗教とはビジネスモデルのひとつのかたちに過ぎないといったのは、
創価学会2代会長の戸田城聖だ。
彼自身は彼の起こしたビジネスの相次ぐ頓挫で苦渋を舐めているが。
宗教をもちいたセンテンスというものが文学のなかにおいてのトレンド
とみるのか、精神性の深層を模索していったうちに突き当たった問題なのか。
銀河英雄列伝に出てくる宗教団体は、単なるすかぽんたんでしかなかったなあ。
今回の村上作品にでてくる教祖的な人物は世俗的には、
即射殺されてもしょうがない下衆野郎であり、かつこの物語を構成
する上できわめて象徴的、そしてきわめて聖なる存在として位置していた
ような気がした。
そしてそのような人物がスパイラルになっていて連続していくかのような
感じに読めて、わたしは気持ちが悪くなった。
作者の底意地の悪さとみたらいいのか?とさえ私は思ってしまった。
作品は2巻完結だと思う。
最後まで読んだが、余計な物語は投げっぱなしにされ、
伝えたかっただろう着地点というべき場所できっちり終わっている。
表面的な起承転結でいえば承で終わりのさっぱりさかもしれない。
いろんな方面のひとが嫌な感じになるはずの文章満載の作品であることは
間違いが無いのに、ここまで派手に売れてしまうっていうのもなんか
底意地の悪い感じを持ってしまうんだけどどうだろう。
それで特にさざなみひとつ起きていない状況の深刻さなんかも考えて
しまった。
大問題作と思うんすけどねえ。
ハードボイルドワンダーランドと
ダンスダンスダンスと
少年カフカを足して3で割るとこの作品に
なるんすかね。
少年カフカは割合としてはきわめて低い。
違う点は主人公のスペックがかなりフィジカルに
のみバージョンアップしている点くらいかもしれない。
それがどういう意味をもたらしているのかは、
2009年という現在が反映されているものなのかもしれない。
世界はタフで親切さがないといいきられている箇所から推測して、
至った結論なんだけど。
相変わらずの村上節爆裂の文章ではあったような気がする。
よくわかるけどヘンなたとえとか。
後手に回って劣勢を強いられる主人公だったり。
女性が強すぎたり。
現実が実は薄皮一枚でかろうじて均衡を保っているきわめて脆弱なもので
あることに思いを強くした。
村上龍の「5分後の世界」ほどラディカルでサディスティックな世界には
なってはいなかったけど、実としての内容はそれをしのぐものであったと
わたしには思えた。
20世紀少年にもみられたが、ここにも教祖的なキャラが登場する。
馳星周の新刊にもグルなんてのがいた。
新興宗教とはビジネスモデルのひとつのかたちに過ぎないといったのは、
創価学会2代会長の戸田城聖だ。
彼自身は彼の起こしたビジネスの相次ぐ頓挫で苦渋を舐めているが。
宗教をもちいたセンテンスというものが文学のなかにおいてのトレンド
とみるのか、精神性の深層を模索していったうちに突き当たった問題なのか。
銀河英雄列伝に出てくる宗教団体は、単なるすかぽんたんでしかなかったなあ。
今回の村上作品にでてくる教祖的な人物は世俗的には、
即射殺されてもしょうがない下衆野郎であり、かつこの物語を構成
する上できわめて象徴的、そしてきわめて聖なる存在として位置していた
ような気がした。
そしてそのような人物がスパイラルになっていて連続していくかのような
感じに読めて、わたしは気持ちが悪くなった。
作者の底意地の悪さとみたらいいのか?とさえ私は思ってしまった。
作品は2巻完結だと思う。
最後まで読んだが、余計な物語は投げっぱなしにされ、
伝えたかっただろう着地点というべき場所できっちり終わっている。
表面的な起承転結でいえば承で終わりのさっぱりさかもしれない。
いろんな方面のひとが嫌な感じになるはずの文章満載の作品であることは
間違いが無いのに、ここまで派手に売れてしまうっていうのもなんか
底意地の悪い感じを持ってしまうんだけどどうだろう。
それで特にさざなみひとつ起きていない状況の深刻さなんかも考えて
しまった。
大問題作と思うんすけどねえ。
遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA)
2009年6月30日 読書
1Q84年買ったついでにしょうがないので購入。
しかしグインを手に取った瞬間。
ぐっときてしまった。
本屋さんで泣くのをこらえてしまった。
びっくりした。
ただだらだらと密度の無い、がんばって編集すれば、
8分の1くらいのボリュームになっちゃう内容だったけど。
20年以上の歳月をご一緒させていただいたことって、
並大抵ではないものだったんだなあと思った。
病気と前向きに明るく振舞っていらした著者だったので、
唐突すぎる結果は誰よりも著者自身が忸怩たる思いにいらっしゃるのでは
と思う。
記念購入みたいなのは中上けんじ(漢字忘れた)以来になるなあ。
中上作品はそれ以降何冊か読んだ。
でもこの127巻は読まない。
大事にとっておくことにした。
1Q84年のことはまた近いうちに日記に書こうっと。
しかしグインを手に取った瞬間。
ぐっときてしまった。
本屋さんで泣くのをこらえてしまった。
びっくりした。
ただだらだらと密度の無い、がんばって編集すれば、
8分の1くらいのボリュームになっちゃう内容だったけど。
20年以上の歳月をご一緒させていただいたことって、
並大抵ではないものだったんだなあと思った。
病気と前向きに明るく振舞っていらした著者だったので、
唐突すぎる結果は誰よりも著者自身が忸怩たる思いにいらっしゃるのでは
と思う。
記念購入みたいなのは中上けんじ(漢字忘れた)以来になるなあ。
中上作品はそれ以降何冊か読んだ。
でもこの127巻は読まない。
大事にとっておくことにした。
1Q84年のことはまた近いうちに日記に書こうっと。
中2からのつきあい。
25年か。もう。
1冊のなかの内容が薄い。
とにかく。
筆者に注文をだすとしたら、
通常発行されるべき三冊分の内容を書いたら、
それを1冊に編集してほしい。
それくらいでいいんじゃないか。
しかしここまで読んじゃうともうだめだ。
最後までたどり着きたい〜
25年か。もう。
1冊のなかの内容が薄い。
とにかく。
筆者に注文をだすとしたら、
通常発行されるべき三冊分の内容を書いたら、
それを1冊に編集してほしい。
それくらいでいいんじゃないか。
しかしここまで読んじゃうともうだめだ。
最後までたどり着きたい〜
原作者の方はいのちをごみくらいにしか
考えていないのか。
もしくは逆説的に生命の大切さを問おうとしているのか。
とにかくたんたんとカジュアルに命が消えていく様はすごい。
おびただしい死者の量である。
面白いけど。
因果応報とかの哲学観のようなものが結末ででてくるのかなあ。
今10巻目読んでるの。
考えていないのか。
もしくは逆説的に生命の大切さを問おうとしているのか。
とにかくたんたんとカジュアルに命が消えていく様はすごい。
おびただしい死者の量である。
面白いけど。
因果応報とかの哲学観のようなものが結末ででてくるのかなあ。
今10巻目読んでるの。
銃夢Last Order 9 (9)
2006年7月24日 読書 コメント (2)
ISBN:4088771230 コミック 木城 ゆきと 集英社 2006/07/19 ¥680
主人公どこだー
ねたばれになるので多くかけないが、
選択することの難しさなんかを思った。
前に進むということは何かを選び何かを捨てなくてはいけない。
しかし今回のメインを張るキャラのキーパーソンっぷりは、
ちょっとやりすぎなんじゃないの〜とか思ったけど。
クンフーを習いたくなりました。
主人公どこだー
ねたばれになるので多くかけないが、
選択することの難しさなんかを思った。
前に進むということは何かを選び何かを捨てなくてはいけない。
しかし今回のメインを張るキャラのキーパーソンっぷりは、
ちょっとやりすぎなんじゃないの〜とか思ったけど。
クンフーを習いたくなりました。
なんだか泣けてくるくるらいはたらく。
激しいバイト歴。
芸人さん?
ゆきぽんは飼い主の学生ちゃんに
せっかくためたお金を借り倒されたりしてる。
夜勤あけで帰ってきてもえさを用意してくれない
ひどい飼い主さんだけど、別に淡々とそばにいてあげてたり
してけなげだ。
9巻しか読んでない。
ヤマネの夫婦の章はかなり笑えた。
ちなみに僕の働く職場の地域は、
別名、
若手芸人地域。
世田谷の下町、京王線沿い。
毎晩合コンやってんだと。
僕も行きたいなあ。
既婚だけど。
激しいバイト歴。
芸人さん?
ゆきぽんは飼い主の学生ちゃんに
せっかくためたお金を借り倒されたりしてる。
夜勤あけで帰ってきてもえさを用意してくれない
ひどい飼い主さんだけど、別に淡々とそばにいてあげてたり
してけなげだ。
9巻しか読んでない。
ヤマネの夫婦の章はかなり笑えた。
ちなみに僕の働く職場の地域は、
別名、
若手芸人地域。
世田谷の下町、京王線沿い。
毎晩合コンやってんだと。
僕も行きたいなあ。
既婚だけど。
バイトちゃんから借りた。
猫好きなら、にやっとすると思う。
爆笑は期待できないけど、にやにやしてしまうこと
まちがいなし。
猫が社長だったらという破天荒な設定で、
数字と社員に厳しい以外は単なるネコ。
でもネコってのは社長っぷりのいい
動物なんだなあと思った。
寒暖の差が激しい。
パチンコ勝てない。
やるべきことなんにもやってない。
決めること決めよう。
猫好きなら、にやっとすると思う。
爆笑は期待できないけど、にやにやしてしまうこと
まちがいなし。
猫が社長だったらという破天荒な設定で、
数字と社員に厳しい以外は単なるネコ。
でもネコってのは社長っぷりのいい
動物なんだなあと思った。
寒暖の差が激しい。
パチンコ勝てない。
やるべきことなんにもやってない。
決めること決めよう。
大事なことはみんなでその空間を共有していることなんだ
2005年12月18日 読書
友情も共感も必要としない若者たちが、北朝鮮の特殊部隊の本拠地に
突っ込んでいく。
それは主体性の失われた行為だ。
日本という国の脆弱性を露呈されると、たしかに諦観とかでにやりと
してみたくなる。
大事なのは森を見ないで自分の幹を確かめて、ねっこを大地にはって
にょっきりすることだ。
この国の構造は、犯罪なしに経済行為がなしえなくなっている。
経営者は否が応でも犯罪者にならざるを得ない。
最近の有名人は、小嶋社長だったり。
経営者で犯罪をしたくってするひとは誰一人いない。
しかし従業員を抱えて、少ないパイを奪い合う熾烈戦闘が経営だ。
切れる悪人が生き残っていたというのが論理的な帰結だった。
本当にきわめて悪質で理不尽で巧妙で人がひとでなしになる。
お互いが厳しい摩擦で磨り減っていく。
不幸の連鎖を目の当たりにして絶句した。
魔法はない。
自分の身は自分で守るより他に無い時代が来たのだ。
強くならなければならない。
好むと好まざるとにかかわらず。
マンション一つ買うにしても、これからは構造計算書と図面を読む
必要性がでてきた。
僕はそうする。鉄筋の量についてすら担当者と協議するつもりだ。
もし購入するとしたら。
あたりまえが崩壊した。
今後、あたりまえはどんどん崩壊するだろう。
疑ってかからなくてはならない。
生き残るために。
僕はこれからのガイドラインを自分で構築するところからはじめる。
それが仕事だと思う。
あたりまえを一切失った少年たちが福岡で高麗軍と対決する。
ざっくりと終わり、話はどっちらけになった。
あんまりいうとばれるから書かないけど。
でも殺伐とした少年たちも、だまって「仲間」と空間を共有していた。
友情を理解できない、愛情を殺人だと書き換える少年たちではあるが、
すべてが終わったあと、残された者たちは、失ったものたちを己に
刻む。
突っ込んでいく。
それは主体性の失われた行為だ。
日本という国の脆弱性を露呈されると、たしかに諦観とかでにやりと
してみたくなる。
大事なのは森を見ないで自分の幹を確かめて、ねっこを大地にはって
にょっきりすることだ。
この国の構造は、犯罪なしに経済行為がなしえなくなっている。
経営者は否が応でも犯罪者にならざるを得ない。
最近の有名人は、小嶋社長だったり。
経営者で犯罪をしたくってするひとは誰一人いない。
しかし従業員を抱えて、少ないパイを奪い合う熾烈戦闘が経営だ。
切れる悪人が生き残っていたというのが論理的な帰結だった。
本当にきわめて悪質で理不尽で巧妙で人がひとでなしになる。
お互いが厳しい摩擦で磨り減っていく。
不幸の連鎖を目の当たりにして絶句した。
魔法はない。
自分の身は自分で守るより他に無い時代が来たのだ。
強くならなければならない。
好むと好まざるとにかかわらず。
マンション一つ買うにしても、これからは構造計算書と図面を読む
必要性がでてきた。
僕はそうする。鉄筋の量についてすら担当者と協議するつもりだ。
もし購入するとしたら。
あたりまえが崩壊した。
今後、あたりまえはどんどん崩壊するだろう。
疑ってかからなくてはならない。
生き残るために。
僕はこれからのガイドラインを自分で構築するところからはじめる。
それが仕事だと思う。
あたりまえを一切失った少年たちが福岡で高麗軍と対決する。
ざっくりと終わり、話はどっちらけになった。
あんまりいうとばれるから書かないけど。
でも殺伐とした少年たちも、だまって「仲間」と空間を共有していた。
友情を理解できない、愛情を殺人だと書き換える少年たちではあるが、
すべてが終わったあと、残された者たちは、失ったものたちを己に
刻む。
やまとっちからバトンもらった。
あ、これ関係ないから。
今日買ったの。
岩明作品は面白いわ〜
アレキサンダー大王の書記官の若い頃のお話なんだ。
いいわねえ〜ろまんだわ〜
ところでバトンすけど〜
「食物連鎖」
由比ちゃんの「殺して」もいいわね〜
僕も由比ちゃんになら違った意味で殺して欲しかったりして〜
えへ〜な〜んちってよおえ〜
ちりじりだな。かんがえが散漫だ。
そんでレインボーママになりそこねたやまとっちの地球に優しい
連想だけど、なかなかむずかしいね〜
浜乙女さんはピラミッドって連想されてたけど。
つめちゃんはなんだっけか「邪魔」か。
そりゃ殺してのときの次の連想か。
つめちゃん〜お元気〜
連想といえば、ガッツ石松だろう。
彼は最強だ、ある意味すげえ。
「それがひとにたのむ態度なの?」
織田信長の斬撃をウィービングでかわし、左ストレート。
そんな彼の伝説のひとつが「連想ゲーム」でのひとこまだ。
答えは忘れたが、アナウンサーがあるお題で
「海」
と問うたら、ガッツは迷い無くこう答えた。
「みかん」
連想じゃないし。
しりとりだし。
...しかも負けてるし。
この空白は尊敬するゲルタっちの真似ね。
ブックマークはしないけど。いっぱいで大変そうだし。
いつもみてますよ〜
ちんことかうんことかだいすきだから僕も。
ちんげの章には大共感したよ〜
ご本人様は読んでないかもだから独り言みたいになっちまうけどよ〜
そうじゃなくて、連想バトンね〜
食物連鎖ってなにがすごいかっていうと、それで均衡が保たれるとこ
なんですよ。
地球という環境のなかに溶け込んで有機しているというか。
そんで人間はそのわっかのなかから外れた仲間外れなんですよ。
仲間はずれが、ふんぞり返って地球を勝手に使用するのは、
地球的にはわかんないくせにえらそうなんじゃないかなと思うよ。
感謝が大事よね〜
僕もそう思うわ。
そんで連想なんだけど、
わたすは「バランス」だわ〜
バランスが大事よね〜っつうことで。
そうすっとバトンを渡すとするとさ〜
もうさんごちゃんしかいないのよ。
どうする?
あなたな〜らどうする〜(古い)
あ、これ関係ないから。
今日買ったの。
岩明作品は面白いわ〜
アレキサンダー大王の書記官の若い頃のお話なんだ。
いいわねえ〜ろまんだわ〜
ところでバトンすけど〜
「食物連鎖」
由比ちゃんの「殺して」もいいわね〜
僕も由比ちゃんになら違った意味で殺して欲しかったりして〜
えへ〜な〜んちってよおえ〜
ちりじりだな。かんがえが散漫だ。
そんでレインボーママになりそこねたやまとっちの地球に優しい
連想だけど、なかなかむずかしいね〜
浜乙女さんはピラミッドって連想されてたけど。
つめちゃんはなんだっけか「邪魔」か。
そりゃ殺してのときの次の連想か。
つめちゃん〜お元気〜
連想といえば、ガッツ石松だろう。
彼は最強だ、ある意味すげえ。
「それがひとにたのむ態度なの?」
織田信長の斬撃をウィービングでかわし、左ストレート。
そんな彼の伝説のひとつが「連想ゲーム」でのひとこまだ。
答えは忘れたが、アナウンサーがあるお題で
「海」
と問うたら、ガッツは迷い無くこう答えた。
「みかん」
連想じゃないし。
しりとりだし。
...しかも負けてるし。
この空白は尊敬するゲルタっちの真似ね。
ブックマークはしないけど。いっぱいで大変そうだし。
いつもみてますよ〜
ちんことかうんことかだいすきだから僕も。
ちんげの章には大共感したよ〜
ご本人様は読んでないかもだから独り言みたいになっちまうけどよ〜
そうじゃなくて、連想バトンね〜
食物連鎖ってなにがすごいかっていうと、それで均衡が保たれるとこ
なんですよ。
地球という環境のなかに溶け込んで有機しているというか。
そんで人間はそのわっかのなかから外れた仲間外れなんですよ。
仲間はずれが、ふんぞり返って地球を勝手に使用するのは、
地球的にはわかんないくせにえらそうなんじゃないかなと思うよ。
感謝が大事よね〜
僕もそう思うわ。
そんで連想なんだけど、
わたすは「バランス」だわ〜
バランスが大事よね〜っつうことで。
そうすっとバトンを渡すとするとさ〜
もうさんごちゃんしかいないのよ。
どうする?
あなたな〜らどうする〜(古い)
久々のやる気全開なのかも
2005年11月27日 読書
半島を出よ。
近未来の話。
単純に北朝鮮の精鋭たち、かっこいい。
こういうの好き。
圧倒的な武術力とか。
純粋などこからも影響されていない単純極まりない幻想のもとで
培養された戦闘マシーンたちのあまりのソリッドさに感動。
井の中の蛙と侮ることの出来ない、鍛えぬかれた鋼鉄の意志は
クリスタル結晶のような美しさがあるなあ。
僕はこのにごってくさい日本の中を享楽し、
無駄遣いして死んでいないだけ。
ほんとそう。
そんで特殊戦部隊の戦士たちにあこがれる。
あこがれるだけだけど。
村上龍は、ひさびさに本気だと思った。
ここ数年の彼の作品は惰性で生まれた、消費するのもばからしいもの
が多く、もうやるきないのかなあとがっかりしていた。
馳星周のノワール小説がもてはやされたとき、同時に出てた村上作品
のなんと色あせたことに思えたか。
岡部まりはまだ探偵ナイトスクープで頑張っているというのに。
もうだめなんじゃないの〜みたいな、
そんな思いはこの本できれいさっぱり払拭されてしまった。
面白い。
自発的に生きるということがどれだけ大切なのか。
そう思えた。
たれながし的に長いものに巻かれて生きることは自殺行為なんだと
思った。
誰も何もしてくれない。
助けてくれるのはただ一人自分自身しかいない。
だから強くならなければならない。
そう己に課すことを再認識させてくれた。
別にそれが伝えたかったことではないのかもしれない。
村上龍の意図とはおっぱずれててもかまわない。
僕がこう思うと思えたことがなによりの収穫であった。
日本はこのさきどうしようもなくなるだろう。
それは夜明けが来る前の漆黒だと僕は思っている。
税金を払っているわれわれが政治というものを
監視すべき立場にいないとわけがわかんない。選挙にはいくべきだ。
文句つけていいはずだし、政治家なんて、結局は忙しい
僕たちの変わりに、僕たちの社会を整備するためにはたらくことを
誓った下僕なんだから。こきつかうべき。
こきつかわれる見返りに金とか女とかあってもありだと思う。
そのかわり費用対効果をださないと死刑だと思う。
働きもしないのに甘い汁をすすろうとするから問題になるのだ。
結果を出せば、反応は違ってくるって。
特に今の民主党には断じて政権を取らしてはならないことは、深く
理解することができた。
有事の際、ノーガードになることが100%保証されてしまうからだ。
平時のときに二大政党制うんぬんを論じればいいんじゃないか。
己の信じる道をすすめ!唐突だけど。
そう思った。
人のせいにするな。強くなれ。そう自分に言い聞かす。
緊急時では最優先事項を定めて行動すべし。
僕の最優先事項は、独立である。
依存からの脱却である。
楽でステキな世界にバイバイすることである。
苛烈な現在の中で闘っている人々に敬意を表して。
近未来の話。
単純に北朝鮮の精鋭たち、かっこいい。
こういうの好き。
圧倒的な武術力とか。
純粋などこからも影響されていない単純極まりない幻想のもとで
培養された戦闘マシーンたちのあまりのソリッドさに感動。
井の中の蛙と侮ることの出来ない、鍛えぬかれた鋼鉄の意志は
クリスタル結晶のような美しさがあるなあ。
僕はこのにごってくさい日本の中を享楽し、
無駄遣いして死んでいないだけ。
ほんとそう。
そんで特殊戦部隊の戦士たちにあこがれる。
あこがれるだけだけど。
村上龍は、ひさびさに本気だと思った。
ここ数年の彼の作品は惰性で生まれた、消費するのもばからしいもの
が多く、もうやるきないのかなあとがっかりしていた。
馳星周のノワール小説がもてはやされたとき、同時に出てた村上作品
のなんと色あせたことに思えたか。
岡部まりはまだ探偵ナイトスクープで頑張っているというのに。
もうだめなんじゃないの〜みたいな、
そんな思いはこの本できれいさっぱり払拭されてしまった。
面白い。
自発的に生きるということがどれだけ大切なのか。
そう思えた。
たれながし的に長いものに巻かれて生きることは自殺行為なんだと
思った。
誰も何もしてくれない。
助けてくれるのはただ一人自分自身しかいない。
だから強くならなければならない。
そう己に課すことを再認識させてくれた。
別にそれが伝えたかったことではないのかもしれない。
村上龍の意図とはおっぱずれててもかまわない。
僕がこう思うと思えたことがなによりの収穫であった。
日本はこのさきどうしようもなくなるだろう。
それは夜明けが来る前の漆黒だと僕は思っている。
税金を払っているわれわれが政治というものを
監視すべき立場にいないとわけがわかんない。選挙にはいくべきだ。
文句つけていいはずだし、政治家なんて、結局は忙しい
僕たちの変わりに、僕たちの社会を整備するためにはたらくことを
誓った下僕なんだから。こきつかうべき。
こきつかわれる見返りに金とか女とかあってもありだと思う。
そのかわり費用対効果をださないと死刑だと思う。
働きもしないのに甘い汁をすすろうとするから問題になるのだ。
結果を出せば、反応は違ってくるって。
特に今の民主党には断じて政権を取らしてはならないことは、深く
理解することができた。
有事の際、ノーガードになることが100%保証されてしまうからだ。
平時のときに二大政党制うんぬんを論じればいいんじゃないか。
己の信じる道をすすめ!唐突だけど。
そう思った。
人のせいにするな。強くなれ。そう自分に言い聞かす。
緊急時では最優先事項を定めて行動すべし。
僕の最優先事項は、独立である。
依存からの脱却である。
楽でステキな世界にバイバイすることである。
苛烈な現在の中で闘っている人々に敬意を表して。
これを知っている方は関東ローカル深夜マニアだと思う。
15年くらい前すかねえ、「哲学の傲慢」
きたろうがパーソナリティで小阪先生が解説の番組。
哲学をここまでかみくだいてエンターテイメントにしてしまった
番組はこれが最初で最後かも。
はっきりいって傑作でしたよ。
@@@@
最初はキルケゴールの言葉を借りて今の気分を述べようと思ってた。
なんだかたぐっていったら、小阪修平と思わぬ再開を果たした。
関西弁での柔らかな語り口ときたろうのどこか達観したかのような
ぼけっぷりに微笑みをまじえつつ平易な言葉で哲学の系譜を説明
されていたような記憶がある。
@@@@
自分という問題は、自分でしか解決することができない。
人間とはきわめて孤独な生き物であることを自覚させられる。
孤独だからこそ利他の精神は尊い。
己と向き合うことは恐怖の何者でもない。
どんびきのコンボラッシュに脆弱な精神が耐えうるのか。
小阪さんは自分で考えることの大切さを優しく我慢強く教えてくれる
のかもしれない。
誰がではなく、
自分がどうなのか、
ということ。
今思うけど、僕のやりたいことをやればいいと。
今更ながらこの結論にたどり着いた。
34歳にしてである。
やりきってしまえばそこに何の問題があるのだろう?
致命的な失敗ですらもきっと納得できるだろう。
無残なむくろと化してもである。
それでも男は屹立した姿を晒してなんぼだと思う。
はじめてもいないのにおわれるわけがないんだ。
はじめたらおわれるから。
それはじぶんを見つけるたびのはじまりだと思ってる。
おわったらはじめればいいと思うんだよねえ。
その繰り返しで。
僕ははじめますよ。ええはじめますともさ。
愚かで醜い矮小な己と向き合って。
いやな思い出とか思い出したくない思い出とかがフラッシュバック
する毎日だけど、それも歩んじゃった道のりだからねえ〜
@@@@
ほしよりこの「きょうの猫村さん」なる本を買った。
猫村さんいかしてるね〜
猫の家政婦さんなんだけど、人情深くて優しくて気が利くの。
そそっかしかったり、人間の制度的な概念への理解はさすがに
猫なんでいまひとつなんだけど、歳でいったら50代くらいの女性
なの。
ちょっとうるさいけど憎めない庶民のおばちゃん猫でかわいい。
ネコムライスが得意料理なんで食べてみたいなあ。
15年くらい前すかねえ、「哲学の傲慢」
きたろうがパーソナリティで小阪先生が解説の番組。
哲学をここまでかみくだいてエンターテイメントにしてしまった
番組はこれが最初で最後かも。
はっきりいって傑作でしたよ。
@@@@
最初はキルケゴールの言葉を借りて今の気分を述べようと思ってた。
なんだかたぐっていったら、小阪修平と思わぬ再開を果たした。
関西弁での柔らかな語り口ときたろうのどこか達観したかのような
ぼけっぷりに微笑みをまじえつつ平易な言葉で哲学の系譜を説明
されていたような記憶がある。
@@@@
自分という問題は、自分でしか解決することができない。
人間とはきわめて孤独な生き物であることを自覚させられる。
孤独だからこそ利他の精神は尊い。
己と向き合うことは恐怖の何者でもない。
どんびきのコンボラッシュに脆弱な精神が耐えうるのか。
小阪さんは自分で考えることの大切さを優しく我慢強く教えてくれる
のかもしれない。
誰がではなく、
自分がどうなのか、
ということ。
今思うけど、僕のやりたいことをやればいいと。
今更ながらこの結論にたどり着いた。
34歳にしてである。
やりきってしまえばそこに何の問題があるのだろう?
致命的な失敗ですらもきっと納得できるだろう。
無残なむくろと化してもである。
それでも男は屹立した姿を晒してなんぼだと思う。
はじめてもいないのにおわれるわけがないんだ。
はじめたらおわれるから。
それはじぶんを見つけるたびのはじまりだと思ってる。
おわったらはじめればいいと思うんだよねえ。
その繰り返しで。
僕ははじめますよ。ええはじめますともさ。
愚かで醜い矮小な己と向き合って。
いやな思い出とか思い出したくない思い出とかがフラッシュバック
する毎日だけど、それも歩んじゃった道のりだからねえ〜
@@@@
ほしよりこの「きょうの猫村さん」なる本を買った。
猫村さんいかしてるね〜
猫の家政婦さんなんだけど、人情深くて優しくて気が利くの。
そそっかしかったり、人間の制度的な概念への理解はさすがに
猫なんでいまひとつなんだけど、歳でいったら50代くらいの女性
なの。
ちょっとうるさいけど憎めない庶民のおばちゃん猫でかわいい。
ネコムライスが得意料理なんで食べてみたいなあ。
あらあら、やーねぇ、私はきんどーちゃん
2005年8月21日 読書
むか〜しリンクしていた人のところにいたので、僕も書きたくなった
僕の笑いのルーツはここにあった。
鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」
意味の無さ。激しく転ぶ。勘違いが大発展。
スラップスティックギャグのパイオニアは彼に間違いが無い。
いがらしみきおはそのちょっとあとに位置するのかな。
ぼけたひとをハンマーで激しく叩き潰すとこは、北条司に踏襲されて
たりする。
この中のキャラでなんだ馬の介ってとぼけたひとがいる。
ゆるくてきついの。
すごいぴったりのレオタード着て、おしりがすっごいでっぱてるの。
ドナルドダックもびっくりのぷりぷりぶりですごい。
そんで鼻たらしながら「なんだ〜」とかいってるの。きっついわ〜
あととしちゃんときんどーさん。
きんどーさんはオカマなのか。いまだによくわからない。
オネエ言葉で40歳で高校生というファンタジーな設定だ。
馬鹿にされると、馬鹿にした相手を地の果てまでも追いかけるしつこさ
には子供心ながら感心した覚えがある。
としちゃんは25歳の高校生。ブライアンフェリーを思わせる
アンニュイさももちあわせる口ひげセクシーなイケメン。
でも壊れると、口がひし形になって、かまきり殺法で飛び跳ねる。
だじゃれがすきで、でも言うときんどーさんに形がなくなるまで
粉砕されたりする。あんまりうまくは無いから、むかつかれてしまう。
サブキャラも立ってた。くま先生とか好きだなあ。
あと鴨川つばさが無類のハードロックマニアで、いまさら読み返す
と結構うなる。
ツエッペリンとかジャパンとか、永ちゃんとか、KISSとかでてくる。
エアロスミスなんか当時いたんだなあとか。
ジャパンはロックかどうかはわかんねえなあ。
デビッドシルビアンは個人的にはすごいすきだけど。
コレわかる人は35歳以上ってことで。
最近は、おおひなたごうが僕の中では熱い。
彼のマンガも壊れてるよなあ。
そんで彼もまた秋田書房でマンガ書いてたから、感慨深い。
バキだけじゃねーぞ、みたいな。
リスペクト秋田書房。
やーねえ。
僕の笑いのルーツはここにあった。
鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」
意味の無さ。激しく転ぶ。勘違いが大発展。
スラップスティックギャグのパイオニアは彼に間違いが無い。
いがらしみきおはそのちょっとあとに位置するのかな。
ぼけたひとをハンマーで激しく叩き潰すとこは、北条司に踏襲されて
たりする。
この中のキャラでなんだ馬の介ってとぼけたひとがいる。
ゆるくてきついの。
すごいぴったりのレオタード着て、おしりがすっごいでっぱてるの。
ドナルドダックもびっくりのぷりぷりぶりですごい。
そんで鼻たらしながら「なんだ〜」とかいってるの。きっついわ〜
あととしちゃんときんどーさん。
きんどーさんはオカマなのか。いまだによくわからない。
オネエ言葉で40歳で高校生というファンタジーな設定だ。
馬鹿にされると、馬鹿にした相手を地の果てまでも追いかけるしつこさ
には子供心ながら感心した覚えがある。
としちゃんは25歳の高校生。ブライアンフェリーを思わせる
アンニュイさももちあわせる口ひげセクシーなイケメン。
でも壊れると、口がひし形になって、かまきり殺法で飛び跳ねる。
だじゃれがすきで、でも言うときんどーさんに形がなくなるまで
粉砕されたりする。あんまりうまくは無いから、むかつかれてしまう。
サブキャラも立ってた。くま先生とか好きだなあ。
あと鴨川つばさが無類のハードロックマニアで、いまさら読み返す
と結構うなる。
ツエッペリンとかジャパンとか、永ちゃんとか、KISSとかでてくる。
エアロスミスなんか当時いたんだなあとか。
ジャパンはロックかどうかはわかんねえなあ。
デビッドシルビアンは個人的にはすごいすきだけど。
コレわかる人は35歳以上ってことで。
最近は、おおひなたごうが僕の中では熱い。
彼のマンガも壊れてるよなあ。
そんで彼もまた秋田書房でマンガ書いてたから、感慨深い。
バキだけじゃねーぞ、みたいな。
リスペクト秋田書房。
やーねえ。
公衆電話で呆然とするひとについて(思い出し企画のその2)
2005年3月31日 読書
ISBN:4062748681 文庫 村上 春樹 講談社 2004/09/15 ¥540
小学校6年生のとき
ベストヒットUSAを見て衝撃をうけた。
小林克也の流暢な英語とポップな洋楽。
中学の頃になるとさらにMTVが深夜で放送され始めると、
僕の寝不足が促進された。
当時は東京ローカルでオールナイトフジなんかもやってて、
さらに日本テレビでは所ジョージがとんでもなくやらしいテレビを
やってて、それをみてはオナニーに励んでいたのをよく覚えている。
懐かしいなあ。そんでタフだったなあ。
そんなことはいいんだ。
洋楽に目覚めた中学生はいつしかただのおっさん顔負けのエロ中学生
になっただけのことだろう。
でもいつしか高校生になると洋楽への思いはうせ、なんだか安全地帯
とか井上陽水とかきいていたようなきがする。
なんとか高校へ進学できた僕はその頃燃え尽きていて廃人のような
感じだった。
小学4年からの中学受験で詰め込んで、私立の中学に入った。
なぜ区立にしなかったかというと僕が内気でいじめられていたからだ。
多分殺されるか自殺するか誰かを殺していただろうと両親は真剣に
考えていた。
そんな思いもしらずのんきに僕は受動的に勉強させられて、第一志望
は落ちたけど第2志望は受かった。それだけの量はつめられたという
ことだったんだろうと思う。
でも受かったところで僕自身は燃え尽きてしまったようだ。
うなぎ下がりで成績は落ちて中3でドロップアウト。
気が弱く喧嘩する度胸なんかないくせにいちおう不良っぽくしてた。
現実と理想の自分が乖離し始めて気は狂い始めていた。
とにかく眠たく、やるきがしない。今思うと病院いってたほうが
よかったかも。そんくらいひどかった。
生きているという意味がわからないとか、ほざいていた時期だ。
高校一年生になった冬くらいかなあ、この本に出会ったのは。
赤い本と緑の本。
変わったハードカバー。
ためしに読んでみたら、一気に引き込まれた。
ぐずぐずしていて、ぼおおっとしているわりには言いたいことをいい、
なんだか確固たる信念を持つ主人公になんとなく自分を重ねる思いで
読んでしまっていたと、今の僕は当時の自分を振り返って思う。
そのときに小説の中にも音楽は流れているんだなあと感心した。
このなかに流れている音楽はビートルズ。
それもラバーソウル。中期のいろんな試行錯誤やらドラッグやら
インドやらごちゃまぜになっていたころのだ。
そんな情報をもたない僕にとって、この小説の中で流れるビートルズ
は僕に洋楽を聴きなおすきっかけにもなった。
ラバーソウルを買って、聴きながらノルウェイの森を読んだ。
頑固なヒロインは頑固なままどっかにいってしまい、頑固な主人公は
頑固に固まって終わる。
何もしたくないひとが陥る場所に喜んで飛び込む屈折したユーモアが
そこにはあるんじゃないか。
何かしたい人は目的があってそこにたどり着くまでのプロセスがある
からそんなひまとかないから。
時間に余裕のあるのんきな人にしかゆるされない時間と場所というか。
でも物語の物語性は当時の僕にとっては少なからず廃人から普通の
人間に引き戻してくれた何かがあったような気がしている。
考えないと読めないし、そのときの気分の一致とかがないと文学性の
高いと思われる文章は読めない。
今は仕事と家庭とこれからの人生設計の岐路に立たされているので、
文学小説とか読む気にはさらさらなれない。
今後のスキルとかに関係のある客観的に僕にとって利益を発生させる
ような関連しか欲しくないから。
でも当時の廃人のごとき僕にはうなるようなひまと時間があった。
その時間を村上作品を丁寧にむさぼるように読んで、ビートルズを
歌詞を覚えるくらいにまで聴きこんだ。
村上作品から受けた恩恵はマイノリティからの視点ではないかと思う。
おおぜいがなんとなく信仰している常識をななめから見ることのできる
ちから、というか。
なんとなくそうだと思うことへの懐疑というか。
なんだろう、
よくわかんなくなった。
部分的にはヘンな比喩とか好き。
幅広い音楽の知識とかも好き。
村上作品からたどる場合が多かった。
スライとファミリーストーンなんかもそう。
ダンスダンスダンスでよく文章の中に登場していたのがスライ。
ためしに買って聴いてみるととてもよかった。おおぜいでわいわい
ファンクを楽しく、時に時代の風潮なんかを鋭くきりながらスライは
シャウトしてた。
僕の形成に村上春樹は深く関与しているんだなあ。
もうだいぶたつけど、へんなホテルの周辺で女の子と中国人と
バンドマンと、その女の子のお姉さんのヘンな小説を読んだけど、
そこでも物語の中では音楽が流れてて、どっか奇妙でしかも
ぶっつりと話が途切れてて面白かった。
起承転結でいえば承の前半で終わったような気がする。
現実と非現実の狭間とマイノリティからの視点は変わんないなあとか
思うけど、話はますますぶっちぎっていくんだなあ、という潔さが
あったようなきが僕はした。
ぶっちぎり系ではノルウェイの森はトップにまだ君臨しているんじゃ
ないかなとも思う。
そんでこの本を思い出すとダメだったころの自分がフラッシュバック
しちゃってなんか懐かしい。いまでも十分にダメだけど。
しかしダメな小説だとも思うよ実際。
小学校6年生のとき
ベストヒットUSAを見て衝撃をうけた。
小林克也の流暢な英語とポップな洋楽。
中学の頃になるとさらにMTVが深夜で放送され始めると、
僕の寝不足が促進された。
当時は東京ローカルでオールナイトフジなんかもやってて、
さらに日本テレビでは所ジョージがとんでもなくやらしいテレビを
やってて、それをみてはオナニーに励んでいたのをよく覚えている。
懐かしいなあ。そんでタフだったなあ。
そんなことはいいんだ。
洋楽に目覚めた中学生はいつしかただのおっさん顔負けのエロ中学生
になっただけのことだろう。
でもいつしか高校生になると洋楽への思いはうせ、なんだか安全地帯
とか井上陽水とかきいていたようなきがする。
なんとか高校へ進学できた僕はその頃燃え尽きていて廃人のような
感じだった。
小学4年からの中学受験で詰め込んで、私立の中学に入った。
なぜ区立にしなかったかというと僕が内気でいじめられていたからだ。
多分殺されるか自殺するか誰かを殺していただろうと両親は真剣に
考えていた。
そんな思いもしらずのんきに僕は受動的に勉強させられて、第一志望
は落ちたけど第2志望は受かった。それだけの量はつめられたという
ことだったんだろうと思う。
でも受かったところで僕自身は燃え尽きてしまったようだ。
うなぎ下がりで成績は落ちて中3でドロップアウト。
気が弱く喧嘩する度胸なんかないくせにいちおう不良っぽくしてた。
現実と理想の自分が乖離し始めて気は狂い始めていた。
とにかく眠たく、やるきがしない。今思うと病院いってたほうが
よかったかも。そんくらいひどかった。
生きているという意味がわからないとか、ほざいていた時期だ。
高校一年生になった冬くらいかなあ、この本に出会ったのは。
赤い本と緑の本。
変わったハードカバー。
ためしに読んでみたら、一気に引き込まれた。
ぐずぐずしていて、ぼおおっとしているわりには言いたいことをいい、
なんだか確固たる信念を持つ主人公になんとなく自分を重ねる思いで
読んでしまっていたと、今の僕は当時の自分を振り返って思う。
そのときに小説の中にも音楽は流れているんだなあと感心した。
このなかに流れている音楽はビートルズ。
それもラバーソウル。中期のいろんな試行錯誤やらドラッグやら
インドやらごちゃまぜになっていたころのだ。
そんな情報をもたない僕にとって、この小説の中で流れるビートルズ
は僕に洋楽を聴きなおすきっかけにもなった。
ラバーソウルを買って、聴きながらノルウェイの森を読んだ。
頑固なヒロインは頑固なままどっかにいってしまい、頑固な主人公は
頑固に固まって終わる。
何もしたくないひとが陥る場所に喜んで飛び込む屈折したユーモアが
そこにはあるんじゃないか。
何かしたい人は目的があってそこにたどり着くまでのプロセスがある
からそんなひまとかないから。
時間に余裕のあるのんきな人にしかゆるされない時間と場所というか。
でも物語の物語性は当時の僕にとっては少なからず廃人から普通の
人間に引き戻してくれた何かがあったような気がしている。
考えないと読めないし、そのときの気分の一致とかがないと文学性の
高いと思われる文章は読めない。
今は仕事と家庭とこれからの人生設計の岐路に立たされているので、
文学小説とか読む気にはさらさらなれない。
今後のスキルとかに関係のある客観的に僕にとって利益を発生させる
ような関連しか欲しくないから。
でも当時の廃人のごとき僕にはうなるようなひまと時間があった。
その時間を村上作品を丁寧にむさぼるように読んで、ビートルズを
歌詞を覚えるくらいにまで聴きこんだ。
村上作品から受けた恩恵はマイノリティからの視点ではないかと思う。
おおぜいがなんとなく信仰している常識をななめから見ることのできる
ちから、というか。
なんとなくそうだと思うことへの懐疑というか。
なんだろう、
よくわかんなくなった。
部分的にはヘンな比喩とか好き。
幅広い音楽の知識とかも好き。
村上作品からたどる場合が多かった。
スライとファミリーストーンなんかもそう。
ダンスダンスダンスでよく文章の中に登場していたのがスライ。
ためしに買って聴いてみるととてもよかった。おおぜいでわいわい
ファンクを楽しく、時に時代の風潮なんかを鋭くきりながらスライは
シャウトしてた。
僕の形成に村上春樹は深く関与しているんだなあ。
もうだいぶたつけど、へんなホテルの周辺で女の子と中国人と
バンドマンと、その女の子のお姉さんのヘンな小説を読んだけど、
そこでも物語の中では音楽が流れてて、どっか奇妙でしかも
ぶっつりと話が途切れてて面白かった。
起承転結でいえば承の前半で終わったような気がする。
現実と非現実の狭間とマイノリティからの視点は変わんないなあとか
思うけど、話はますますぶっちぎっていくんだなあ、という潔さが
あったようなきが僕はした。
ぶっちぎり系ではノルウェイの森はトップにまだ君臨しているんじゃ
ないかなとも思う。
そんでこの本を思い出すとダメだったころの自分がフラッシュバック
しちゃってなんか懐かしい。いまでも十分にダメだけど。
しかしダメな小説だとも思うよ実際。
ISBN:408876188X コミック 木城 ゆきと 集英社 2001/07 ¥680
ナノテク全開、カルマ全開の格闘全開、ぶっちぎり。
火星生まれの戦士、陽子。
いろいろあってテロリストみたいになっちゃってなんだかんだあって、
処刑されちゃって、九死に一生を得て地球で賞金稼ぎになって、
好きな人ができて悲惨な別れをして権力の犬になっちゃって、
死闘があって死闘があって苦痛やら混乱やらあって
毀誉褒貶にさらされて、地球ではいっぱいのひとにであって
喜びも悲しみも知って、
ひとりの屹立した女性として、人間として精一杯生きる陽子。
陽子は地球にきたとき、陽子であることを忘れきって、記憶喪失の
状態で蘇生する。
そのときに拾ってくれた科学者がつけた名前がガリィ。
ガリィは戦う。自分を取り戻すために。
そしていつしか、自分を支えてくれた人たちのために戦っていく。
みんなの笑顔のほうへ。
マンガとしてのクオリティの高さもすごいし、
サイエンステクノロジーの造詣の深さも先端いってるし。
ナノテクノロジーなんて言葉をマンガで使い出したのは多分
木城ゆきとが最初だと思うけど。どうだろう。
ARMSにもナノテクのことがでてくるけど、多分木城作品より後だと思う
サイコメトリーについても、サイコメトラーえいじより当然先だし。
彼以前にも板橋しゅうほうとか凄腕の漫画家さんいたけど、
バイオケミカル以上のものはなかった。ナノテクまでは踏み込んで
なかったきがする。科学空想の中に仏教史観や東洋哲学的な趣き
で深さを見せていたので僕は好きだったけど。
鉄腕アトムにはロボットの到達する至高があった。
プログラムの先にある豊かな感情があった。
ロボットにヒューマニズムを投影し追及した凄さがあった。
手塚作品はやっぱスケールでかいと思う。
銃夢の世界では、至高の先の具体性が精緻に仮想現実のなかで
リアルに描かれている。
微細技術とマトリックスの世界においても人間はその人間性をとどめて
あがいている。
それはガリィに限ったことではなくて、登場人物のほとんどが悩んで
いるとこも、ふんが〜とうなる。
人間とはたえず揺れ動く感情の状態にすぎない、とガリィは達観
している。
またある敵はガリィに、精神とは肉体の奴隷にすぎない、とのたまう。
その彼も悲惨な自分の生まれを呪い、地上にある光にあこがれて、
裏切られて世を恨み、ひとのせいにして悪逆の限りを尽くす。
ガリィに出会い、戦って、八つ裂きにされてやっと彼は笑顔を
取り戻す。
八つ裂きにしてくれた相手がやっと自分に真剣にむきあってくれた
唯一の人だったからだ。
倒したガリィもそんな悲惨すぎる彼のために泣く。
ガリィはいろんなひとと出会って成長する。同時に昔の記憶も
ちょっとずつ取り戻している。
今は地球の大気圏上空ぐらいの場所で戦っている。
そこで当時火星の局地戦闘の教官にばったり会って、自分のあだなを
思い出す。
そのときの火星時代のあだながなかせる。
かみそり陽子。
すけ番じゃん。
ナノテク全開、カルマ全開の格闘全開、ぶっちぎり。
火星生まれの戦士、陽子。
いろいろあってテロリストみたいになっちゃってなんだかんだあって、
処刑されちゃって、九死に一生を得て地球で賞金稼ぎになって、
好きな人ができて悲惨な別れをして権力の犬になっちゃって、
死闘があって死闘があって苦痛やら混乱やらあって
毀誉褒貶にさらされて、地球ではいっぱいのひとにであって
喜びも悲しみも知って、
ひとりの屹立した女性として、人間として精一杯生きる陽子。
陽子は地球にきたとき、陽子であることを忘れきって、記憶喪失の
状態で蘇生する。
そのときに拾ってくれた科学者がつけた名前がガリィ。
ガリィは戦う。自分を取り戻すために。
そしていつしか、自分を支えてくれた人たちのために戦っていく。
みんなの笑顔のほうへ。
マンガとしてのクオリティの高さもすごいし、
サイエンステクノロジーの造詣の深さも先端いってるし。
ナノテクノロジーなんて言葉をマンガで使い出したのは多分
木城ゆきとが最初だと思うけど。どうだろう。
ARMSにもナノテクのことがでてくるけど、多分木城作品より後だと思う
サイコメトリーについても、サイコメトラーえいじより当然先だし。
彼以前にも板橋しゅうほうとか凄腕の漫画家さんいたけど、
バイオケミカル以上のものはなかった。ナノテクまでは踏み込んで
なかったきがする。科学空想の中に仏教史観や東洋哲学的な趣き
で深さを見せていたので僕は好きだったけど。
鉄腕アトムにはロボットの到達する至高があった。
プログラムの先にある豊かな感情があった。
ロボットにヒューマニズムを投影し追及した凄さがあった。
手塚作品はやっぱスケールでかいと思う。
銃夢の世界では、至高の先の具体性が精緻に仮想現実のなかで
リアルに描かれている。
微細技術とマトリックスの世界においても人間はその人間性をとどめて
あがいている。
それはガリィに限ったことではなくて、登場人物のほとんどが悩んで
いるとこも、ふんが〜とうなる。
人間とはたえず揺れ動く感情の状態にすぎない、とガリィは達観
している。
またある敵はガリィに、精神とは肉体の奴隷にすぎない、とのたまう。
その彼も悲惨な自分の生まれを呪い、地上にある光にあこがれて、
裏切られて世を恨み、ひとのせいにして悪逆の限りを尽くす。
ガリィに出会い、戦って、八つ裂きにされてやっと彼は笑顔を
取り戻す。
八つ裂きにしてくれた相手がやっと自分に真剣にむきあってくれた
唯一の人だったからだ。
倒したガリィもそんな悲惨すぎる彼のために泣く。
ガリィはいろんなひとと出会って成長する。同時に昔の記憶も
ちょっとずつ取り戻している。
今は地球の大気圏上空ぐらいの場所で戦っている。
そこで当時火星の局地戦闘の教官にばったり会って、自分のあだなを
思い出す。
そのときの火星時代のあだながなかせる。
かみそり陽子。
すけ番じゃん。
軽蔑(思い出し企画その一)
2005年3月12日 読書
これを読んで泣かない女性がいるとしたら、
多分地球人じゃないかも。
しつこく繰り返す言霊。中上節。
徹底的に読みづらい文章。でも密度を濃くすることで、生まれる
むせ返るような息遣い。
路地にこだわって、和歌山にこだわって、
何読んでもこればっかの中上健次だけど、
これはまたなんか違うテイストで一気に読んでしまった。
一途すぎる女性のはりさけそうなほとばしる愛情ってんですか。
だらしないぼんぼんだろうと愛した自分に責任がある。
場末の踊り子である自分の身分など関係はない、
どこまでも絶対な対等関係にこだわった。
どこまでもついていく。
おとこの生きざまはジェットコースターみたい。
でも必死で食らいついていく。
彼の実家の周辺は皆、市原悦子状態。
うっとおしさ、理不尽な扱い。でもヒロインは耐える。
すり減らしながらもけなげに彼女は彼女の戦いに真っ正面から
挑みつづけていく。
挙げ句あっけない幕引き。
もう涙だくだくっすわ。
せかちゅうかいた、あのたこなんだっけ?
読んでみろって感じ。
ここまでの純愛物語はもうでないと思う。
10年以上前、「枯木灘」を読んでため息ついたあと、
山形の自動車合宿免許で米沢の本屋さんで「軽蔑」にであった。
そしたら中上健次は他界していた。
本の帯に急逝の文字。
村上龍が彼の死を悼んで、次に書いた作品の主人公の名前を
ケンジにしたりもしたっけか。
また読みたいけどまた涙だくだくだろう
多分地球人じゃないかも。
しつこく繰り返す言霊。中上節。
徹底的に読みづらい文章。でも密度を濃くすることで、生まれる
むせ返るような息遣い。
路地にこだわって、和歌山にこだわって、
何読んでもこればっかの中上健次だけど、
これはまたなんか違うテイストで一気に読んでしまった。
一途すぎる女性のはりさけそうなほとばしる愛情ってんですか。
だらしないぼんぼんだろうと愛した自分に責任がある。
場末の踊り子である自分の身分など関係はない、
どこまでも絶対な対等関係にこだわった。
どこまでもついていく。
おとこの生きざまはジェットコースターみたい。
でも必死で食らいついていく。
彼の実家の周辺は皆、市原悦子状態。
うっとおしさ、理不尽な扱い。でもヒロインは耐える。
すり減らしながらもけなげに彼女は彼女の戦いに真っ正面から
挑みつづけていく。
挙げ句あっけない幕引き。
もう涙だくだくっすわ。
せかちゅうかいた、あのたこなんだっけ?
読んでみろって感じ。
ここまでの純愛物語はもうでないと思う。
10年以上前、「枯木灘」を読んでため息ついたあと、
山形の自動車合宿免許で米沢の本屋さんで「軽蔑」にであった。
そしたら中上健次は他界していた。
本の帯に急逝の文字。
村上龍が彼の死を悼んで、次に書いた作品の主人公の名前を
ケンジにしたりもしたっけか。
また読みたいけどまた涙だくだくだろう
タイトル通りになった
2005年3月3日 読書
ISBN:4592137264 コミック 三浦 建太郎 白泉社 2005/02/28 ¥530
復讐の旅ってストーリーはありきたり。
しかしながらこの漫画の主人公の復讐の旅路はすさまじい。
徹底した絶望に叩き落とされた後に。あらためて事実を受け止め、
怒りの炎を燃やす。でもどこにいるのかもわからない、
漠然とした、あてどない先にいる絶望に叩き落とした者に彼は
たどり着かんと悲壮な決意する。
憎悪と殺意、渇望、愛情ないまぜになった思いで主人公は必死の
旅路で擦り減りながら命を削りながらたぐっていくように
近づいていく。
人の理を超えた敵との熾烈を窮めた戦いの果てに主人公は、
狂戦士と化す。
ファンタジーものがすきなので、そこに超戦士なんてのがでてると
もうはまるわけで。
これもかれこれ社会人なりたてのころから読んでる。
主人公の生きざまは切ない。
時にはマジンガーZのような扱いを受けたり、
絶望の中で絶叫するさまはまさにデビルマンだったりもする。
それは場面だけど、
彼の行く道は半端なく苦しい。そう苦しいんですよ。
気が狂う一歩手前をずうっとふらふらしてるんですよ。
誰にいってんだか。
乗りかかった船なので彼の行く末はきっちり、見届けたい。
復讐の旅ってストーリーはありきたり。
しかしながらこの漫画の主人公の復讐の旅路はすさまじい。
徹底した絶望に叩き落とされた後に。あらためて事実を受け止め、
怒りの炎を燃やす。でもどこにいるのかもわからない、
漠然とした、あてどない先にいる絶望に叩き落とした者に彼は
たどり着かんと悲壮な決意する。
憎悪と殺意、渇望、愛情ないまぜになった思いで主人公は必死の
旅路で擦り減りながら命を削りながらたぐっていくように
近づいていく。
人の理を超えた敵との熾烈を窮めた戦いの果てに主人公は、
狂戦士と化す。
ファンタジーものがすきなので、そこに超戦士なんてのがでてると
もうはまるわけで。
これもかれこれ社会人なりたてのころから読んでる。
主人公の生きざまは切ない。
時にはマジンガーZのような扱いを受けたり、
絶望の中で絶叫するさまはまさにデビルマンだったりもする。
それは場面だけど、
彼の行く道は半端なく苦しい。そう苦しいんですよ。
気が狂う一歩手前をずうっとふらふらしてるんですよ。
誰にいってんだか。
乗りかかった船なので彼の行く末はきっちり、見届けたい。