To U をきいて

2005年5月3日
昨日ニュースの森でミスチルの桜井と小林たけしがでていた。
サリューとかいう女の子もいた。
筑紫のおばちゃんと、ぽつぽつと話す桜井君と小林さん。

TO Uをヨメが聴きたいというので僕も聴くことにした。
抑えたメロディのなかに真摯な姿の彼らを見て久々に感動。

歌詞の中に「自然の猛威」という言葉が入っていてとても新鮮。

音楽や小説や評論というものはこの世界の成り立ちなんかを
いかに「翻訳」できるかにかかっているのではと思う。

僕が感じている言葉にならない言葉を言葉にしてくれたり、
表現できない音を表してくれたり。
それを代わりにしてくれると理解が深まるし、状況をつかむ
ことができるようになる。ありがたいことだ。

桜井くんは真摯に向き合っている貴重な音楽家のひとりなんだ
と思った。
彼らの行動が、草の根のレベルから萌芽して、いつか理不尽さや
不幸とかへのカウンターになればそれは素敵なことなんじゃ
ないか、と僕は思う。

サリューの歌声も広がりのあるすばらしい声でよかった。

意味ってのは与えられるものじゃない。
それを感じて自分がどうするかだと思う。
そこにしか意味は生まれない、と思う。
傷つくことを恐れていては前進はできないから。
人は傷つくから、だからいたわりあったりすることがいかに大事
なことかってことがわかってくる。
傷をなめあうのも悪いことじゃないとも思う。
そこからまた一歩踏む出す勇気をもてばいいから。
勇気はだれかに与えてもらうものじゃない。
自分と向き合うところから勇気ってのはスタートすると思う。

彼らの運動を支持したい。
そんで僕もがんばりますから。
がんばる方向に照準、向いちゃってますから。

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