私の音楽履歴 レニクラの2枚目
2005年7月20日 音楽
Lenny Kravitz CD Virgin 1992/06/29 ¥1,395
Fields Of Joy
Always On The Run
Stand By My Woman
It Ain’t Over ’Til It’s Over
More Than Anything In This World
What Goes Around Comes Around
The Diference Is Why
Stop Draggin’ Around
Flowers For Zoe
Fields Of Joy (Reprise)
All I Ever Wanted
When The Morning Turns To Night
What The... Are We Saying?
Butterfly
私はレニクラが大好きである。
彼の声やストイックすぎてこっけいですらあるその音楽に対する
真摯な姿とか。
ギターもベースもピアノもドラムも全部こなしちゃう多芸さもあるが
それは桑田けいすけもできるのでえばることじゃないと思う。
彼の出した作品はどれも好き。
その中でも多分一番すきなのがこれ。
「MAMA SAID」セカンドアルバム
まずファーストをたまたまなんの情報も無くCD屋で購入。
そのときの衝撃のままセカンドを購入。
しかし一発目聴いたときは「やっちゃった〜」と思った。
素朴だけどぎらぎらとした才能を放つファーストとは正反対の
クールで押さえた楽曲が続いたからだ。
求めていたものと違うギャップではずした、と錯覚。
しかし何回か聴きなおすとぐつぐつとレニクラのロックへの姿勢が
ぼくにもびんびんと伝わってきた。
本質をおっかけようとする態度は本物だと思った。
技術や商業的な理由だけでは音楽の根幹はなしえない。
その人そのものが存在しなければ世界とはリンクしないからだ。
世界とのリンクを音楽を使って翻訳する作業に取り掛かっている一人
であることには間違いがない。
日本だとミスチルの桜井くんとか坂本龍一なんかがいると思う。
レニクラのセカンドには上を目指す意思と向上心、挑戦が熱く
そしてクールに丹念に作品ひとつひとつにこめられている。
彼の思想は単純にしてじつにソリッドである。
音楽で平和を希求すること。
神の前に平等なわれわれは連帯して未来に向かうべきと。
神の定義については総論、各論あまたにあることであろうが、
ここでは控える。
セカンドの部分でいうとガンズのスラッシュとのコラボ
が、とってもかっこいい。
びんとひびくスラッシュ独特のレスポールがレニクラの繊細で
エモーショナルなボーカルに絡まるとそこにはグルーブが大発生。
エッチな裏声全開の曲とかもいいし、色あせない斬新な音もすごい。
ファッショナブルであることはいうまでもないし。
「黒人」という概念をひとつのこりかたまった考え方として
とらえるならば、色を超えた表現に到達した孤高をレニクラは
得てしまっている。
彼の音が黒人ぽくないだけでばっさり切ってしまう狭い了見で
彼をくくってはいけない僕は断言する。
音は聞く人の周波数で決定されるきわめて個人的なものだ。
でもレニクラのセカンドには周波数を超えたバイブレーションがある
と僕は思う。そんくらいすげえ。
誰にでもすすめちゃう。
次回はデュランデュランを書こう
Fields Of Joy
Always On The Run
Stand By My Woman
It Ain’t Over ’Til It’s Over
More Than Anything In This World
What Goes Around Comes Around
The Diference Is Why
Stop Draggin’ Around
Flowers For Zoe
Fields Of Joy (Reprise)
All I Ever Wanted
When The Morning Turns To Night
What The... Are We Saying?
Butterfly
私はレニクラが大好きである。
彼の声やストイックすぎてこっけいですらあるその音楽に対する
真摯な姿とか。
ギターもベースもピアノもドラムも全部こなしちゃう多芸さもあるが
それは桑田けいすけもできるのでえばることじゃないと思う。
彼の出した作品はどれも好き。
その中でも多分一番すきなのがこれ。
「MAMA SAID」セカンドアルバム
まずファーストをたまたまなんの情報も無くCD屋で購入。
そのときの衝撃のままセカンドを購入。
しかし一発目聴いたときは「やっちゃった〜」と思った。
素朴だけどぎらぎらとした才能を放つファーストとは正反対の
クールで押さえた楽曲が続いたからだ。
求めていたものと違うギャップではずした、と錯覚。
しかし何回か聴きなおすとぐつぐつとレニクラのロックへの姿勢が
ぼくにもびんびんと伝わってきた。
本質をおっかけようとする態度は本物だと思った。
技術や商業的な理由だけでは音楽の根幹はなしえない。
その人そのものが存在しなければ世界とはリンクしないからだ。
世界とのリンクを音楽を使って翻訳する作業に取り掛かっている一人
であることには間違いがない。
日本だとミスチルの桜井くんとか坂本龍一なんかがいると思う。
レニクラのセカンドには上を目指す意思と向上心、挑戦が熱く
そしてクールに丹念に作品ひとつひとつにこめられている。
彼の思想は単純にしてじつにソリッドである。
音楽で平和を希求すること。
神の前に平等なわれわれは連帯して未来に向かうべきと。
神の定義については総論、各論あまたにあることであろうが、
ここでは控える。
セカンドの部分でいうとガンズのスラッシュとのコラボ
が、とってもかっこいい。
びんとひびくスラッシュ独特のレスポールがレニクラの繊細で
エモーショナルなボーカルに絡まるとそこにはグルーブが大発生。
エッチな裏声全開の曲とかもいいし、色あせない斬新な音もすごい。
ファッショナブルであることはいうまでもないし。
「黒人」という概念をひとつのこりかたまった考え方として
とらえるならば、色を超えた表現に到達した孤高をレニクラは
得てしまっている。
彼の音が黒人ぽくないだけでばっさり切ってしまう狭い了見で
彼をくくってはいけない僕は断言する。
音は聞く人の周波数で決定されるきわめて個人的なものだ。
でもレニクラのセカンドには周波数を超えたバイブレーションがある
と僕は思う。そんくらいすげえ。
誰にでもすすめちゃう。
次回はデュランデュランを書こう
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