ヤングパラダイスを聞いたりとか、オールナイトフジ（関東ローカル）
をみたりとか。
ベストヒットUSAを見て衝撃を受けたのもこの頃。
もう20年以上前の話。ちょっと引く。
U2とかマドンナとかマイケルジャクソンとか、プリンスとかが
どわっとでたころだ。インエクセスとか、ワムとか
フランキーゴーズトゥハリウッドとか！
デュランデュランもその頃かなあ、かっこよかったすよ。
村上春樹が当時、キライなアーティストでいくと多分ベストテンに
入ってたのがデュランデュランかも。
今聴くと、感じるのはその物質的なうすっぺらさ。ぺらぺら。
演奏はとにかく下手。
ただ編集しているひとが多分凄腕。中学校ロック大会の人たちが、
UKポップ！に仕上がっていたりするから。
その中でもおかまのヒステリーみたいな声でシャウトする、
ボーカルのサイモンルボンがなんかかっこよくてすきだったなあ。
その後、仲が悪くなって、二つのバンドに別れちゃったりして、
また結局元通りになる。
そんでココのタイトルにしたアルバムは10年以上前にでたんだけど、
これが1曲だけすんげえいいのがあって、これは僕の中での
生涯ベストアルバムを作るときに必ず入れる曲のひとつと決めている。
たいしたことないけど。
僕の中ではたいしたことなのね。
「Ordinaly World」っつう曲がすごいいいのさ。
このアルバムでは、ウオーレンククルーノっていうTMファンなら、
聞いたことあるギターリストの影響が濃い。
繊細でどこかエスニックなサウンドがUKうすっぺらバンドに哀調を
加えてて、しっとりと聴かせるわけですよ。
なにがどう普通の世界なのかは訳読んでないからわかんない。
でもいろいろな道を歩いた人たちのたどり着いた音楽って聴かせる。
普通の世界って何だ？
僕はひいきめにみて僕自身をいかれていると思っている。
かわいそうとかは思わない。
もう短所の修復は困難。だから伸びそうなトコを伸ばしてあげたい。
この世界は普通？
控えめにいって、めちゃくちゃでしょ。
そんななか生存していこうってんだから自分ってたいしたもんだと、
思いたい。
みんなもそうだよ、ほんとに。
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