いきぐるしい

2005年9月4日
時間ってのはおそろしく平等だ。
なにをどうしようとも、たんたんと過ぎていく。

大切にするもの、やらなければいけないこと。
限られた時間の中でセレクトする。
間違えたとしてもリセットはきかない。

しかし誰が考えたんだ?

よくできているよねえ、この世界は。
人間はすべて不平等で不条理で理不尽な厳しい差別の中で
相対化しあって、複雑な階層をつくり、
脆弱な精神を棚にあげて畜生以下の本性を剥き出しにしている。

利他のこころってなんだろう?

最近になってやっとひととしての道を定めて歩こうとしている。
両親の愛玩動物であることをやめて、守るべきひとを守るために
歩き出そうとしている。

未知の領域に踏み出すことは恐怖だが、
始めて見る、自らの意思で見る世界に出会えることを今は楽しみに
している。
泣きそうだが、感傷の涙ではない。

絶対負けない。
どこからでもかかってこい。
いつなんどき誰の挑戦でも受けて立つ。
その気概が僕には必要だ。

笑顔で前進する。
心を開いて受け止めていく。
虚心にただ愚直に。

積木崩しをみた。
そこにはほとんどを失ってやっとみつけたひとりの男がいた。
あそこまでいかないと、見つけることができなかったんだろうと
思った。
人は間違えるのだと強く自覚した。
僕もただひたすらに間違えていくのであろう。
セーブポイントもリセットもない世界で。
ぎこちなく不器用に。
だけど僕は決して折れない。
折れることは簡単。
僕はそれを選ばない。

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