地球上で戦争らしきものが無かった時間は、わずか6分だという。
この地上に平和が訪れていたのは6分だという。

何でこんなことを書いているかというと、いまイラクに行ってきた、
アーカンソーの州兵さんたちのドキュメントをやっていたからだ。

でっかい話はぬきにして、僕たちの周りのにいちゃんが戦争に行く。
そんなレベルで見てた。
厳しく理不尽な環境の中で混乱し、不意の銃撃で不随になって
しまったひととか、
若い田舎の兄ちゃんが激しい憎悪の中で1年を過ごし、人生観が
変わっちゃってしまったとか。

死が常にそばにある。
そんな状況が普通にある。
イラクの人のためにきたのにイラクの人からは誰からも評価されない。
むしろ怨嗟に満ちた民衆の目に、体の芯から冷えちゃうような感覚に
襲われたことだろう。
わけがわからない?
いったいどうなっている?
分からないままに襲撃を受け、自爆され仲間が死んでいく。
わけがわからない。

そんななか生き残りかえってくる人たちの姿。
体育館で家族と再会。
もらいなきした。
大義とか説明とかじゃないじゃん。
生きて帰ってきて本当によかった。
誰だか知らないアーカンソーのあんちゃんたちにおかえりを言っていた。
そして人々が殺しあう状況の存在に本当に怒りを覚えた。

僕は死にたくないから。
死にたくないから、戦争はよくないと叫ぶ。

平和を希求することは個人からでもできるから。
この状況でもできるから。
僕は僕の出来ることをする。
その意思が平和に向いていることを意識したい。
いま販売の仕事のなかでも平和を希求するこころで接することが、
僕の戦いの始まりだ。

貢献できる人間に成長していく。
利他に対する忌避がどこかにあった。
でも利他に積極的に接していくことも意識していく。
遺伝的に有意義な行為であるということが科学的に証明
されているそうだ。教えてもらった。びっくりだった。
利他こそが利己をも高める道なのだそうだ。
偽善ではない。
自分のためになるから。
すげえよジーン。
人間はすさまじい容量の記憶媒体だという。
1つの細胞の容量は500ページの本1000冊分だという。
それが60兆あるんだと。
すげえな。
それをなんだか利他的に使っていくと、なんだかすごいんだって。
僕は今の自分を変えたいと思っている。
誰が何をどうしようが他人の評価や客観的な嘲笑なんかどうでも
いいんで、本当に変わりたい。
そのために出来ることはとにかくやっていく。
今の自分に必要なことはどんどん挑戦していく。
その上で利他ってなんだと思いながら、また明日も明日こそ勝つと
意識して戦う。
目に見えない敵だ。
アーカンソーの州兵のにいちゃんよ、僕は負けないぞ。

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