うまくやる

お店に消防の点検がはいった。
トイレ兼倉庫の場所に電気ポットが置いてある。
狭いから、置き場所ないし。
消防的にはこれがいかんらしく、さらに一番最初の頃との図面と
現在のかたちの相違も発見。
あるべきすがた、から大きく現実的につかっちゃってる場所が
大問題。
すったもんだの末、煙探知機を一個トイレにもつけることで合意。
そのためには煩雑な雑務の処理の山が発生するという。
大家さん。原理主義の塊みたいなひと。いいひとなんだけど。
江戸っ子だし（それは判断には入らないか）。
でも大家さん的にはビル一棟すべてのかかわる問題。
ラーニングコストだなんだとけちなことをぶつぶつとつぶやいている。
うちも含むテナント3軒とマンション家賃5世帯分の収入があるんだから
そんくれえやってよ。
だから自分とこからは進んで費用をシェアするようなうかつな発言は
死んでもすまいと誓い、沈黙を守りつつ、大家さんには同情。
なんでもないように過ごせればいいんだけんども。
そこで大家さんは大人な判断もくだした。
「うまいことやってよ」と。
点検の時だけでいいからバックヤード関係はすっきりときれいに
しといてよ、と。
関係ないときはしったことではないが有事のときには、
あるべき姿にしとけばクリアなんだからということ。
コレでまたひとつ学んだ。
そんで傷はふたつつけちゃあだめだってことも肝に命ずる。