映画みた

2006年12月29日コメント (2)
硫黄島からの手紙。

本当に戦争ってのは地獄だ。
アメリカの挑発に乗ってがんばっちゃった日本。
軍事産業で経営をまわしていかなくちゃいけないって、なに?
玉砕が分かってて闘わなくちゃいけないなんて。
原爆を2回も落とされなくちゃ負けることができないなんて。
現場はがんばってたんだなと。確かに。
現場を生かすも殺すも指導者の行動が如何に大事なのかと。
その権利を持ったものの義務と使命その責務の如何に重いもの
なのかと。
昭和天皇の行動と軌跡は今をもってつまびらかにされてはきて
いるけど。
僕の実感としてはいいように踊らされてしまった。
そんな気がする。
したたかな軍事産業に携わる複合体の意思ってやつすかね。
山本五十六を撃墜できるだけの暗号解読技術のある国が、
真珠湾攻撃に対してのカウンターオプションをもっていない
わけが無いと思う。
世界貿易センターのテロは防げなかったけど、あの時と状況
が違うわけだし。
木を見て森を見ず、にならないように。
単なる軍事への無定見な寛容にならないように、この映画を
評価していかなくちゃならない気がする。
現場はとってもがんばっていた、だからといって大手を振って
戦争迎合しようなんて気にはさらさらなれんかった。
日本でも軍事について真剣な議論をすべきというコンセンサスが
できつつあるみたいだけど、何を根本にして議論をすべきか、
自分としてもコアを持って臨みたい。
根本的な平和、地球自体の生命を尊重してく立場をとっていきたいし。
人間がいかに地球と共存繁栄していくのかという道を模索してか
なきゃと。大地が無きゃ生きてけないんだから。
宇宙にフロンティアを求めて旅立つだけの準備もインフラも
まだまだ先の話だろうし。
硫黄島の映画は考えさせられた。
中村しどうくんだけが浮いていたけど。話の中では。
嵐の二宮君の演技はすごかったよ。
本当に素晴らしかった。きむたくなんかおよびもしねえよ。
気負いの無い自然な動き、変に落ち着いてるし。
ひょろっこいのに人間としての芯があるんじゃないかなあ。
二宮君には己で培った信念と哲学があるんじゃないか。
ハートのでかさを感じた。
映画としては悲惨。辛酸を嘗め尽くす地獄絵図だったけど。
その中で人はただ人なんだなあとしか思えなかったし。
状況や環境で左右されるかもしんないけど。
そこには人しかいなかったなあ。

コメント

りのあ
りのあ
2006年12月29日10:02

今日は。
リンク、こちらからも張らせて頂きました。
宜しくお願いしま〜す。
この映画、お正月に観に行こうかと思ってました。
“戦争”と云うテーマは、永遠に問題となるものですよね。
私はまだ、戦争については、ちゃんとした自分の意見を
確立出来ていないので、逆に、こういう映画を観なければならないなぁ、と
強く思っていたりします。…単純に、“良くない事だ”と思うだけじゃなく、
“何故いけない事なのか”、“人の命を奪うとはどういう事なのか”と云うのを
しっかり理解してゆきたいです。“何となく”で済ましてしまうには
とても怖い“現実”ですよね。平和を願う、なんて、軽く口には出来ない。
その言葉に含まれる責任を負えるようじゃないと、まだ、心の中で呟く事しか
私には出来ない。むむむ…やはり一見の価値が在る映画のようですね。
追伸:レス、両方共に、有難うございました。どちらも優しくて嬉しかったです。

たまへい
たまへい
2006年12月30日0:03

ほんとねー。
今盛んに自衛隊に入ろうみたいな映画も多いし。
平和を願う。これも勇気いる言葉だよね。
戦争したくてしょうがない人たちもいて、平和を希求する
ひとたちもいてどっちでもいい人もいて全員だからね。
永遠の綱引きじゃないかなあと思うわ。
均衡を保つポイントが「恐怖」とかじゃなくしたいよなあ。
それはおおげさなことじゃなくて自分の生活の中で表現
すればいいんじゃないかなあと思ってて。
人に対してちゃんと接する礼儀をわきまえるとか。
朝早くおきて、家の中をきれいにするとかのレベルからで
いいとおもうんだよね。
それも平和への一歩じゃないかとおもうんす。
感謝の気持ちとか。

これからもよろしくねい。

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